健康成分 EPA(エイコサペンタ塩酸)
2016/03/23 医院ブログ
EPAとは主に青魚に含まれるもので、体内で作ることができない必須脂肪酸の1種。
一方、同じ必須脂肪酸でもAA(アラキドン酸)とは働きが違います。
鮮度がよく、脂ののった旬の時期の魚には多くのEPAが含まれています。
EPAには血液をサラサラにする効果があります。血液・血管の健康維持に重要であり、乳幼児の脳や神経の発達に必要なものです。子供にはDHA、大人にはEPAが大切です。
DHAよりEPAが多いのは「いわし」だけです。
食の欧米化で肉中心の食生活になってきたためEPAの摂取量が激減し、動脈硬化など血管が詰まる危険性が上昇、心臓病や脳梗塞で命を落とす人が年々増加しています。
EPAの効果
血管年齢を若く保つ
アレルギーを抑制
抗炎症作用…術後の治りが良くなります。
高血糖状態を改善…2型糖尿病患者でEPAの摂取により、血糖値、インシュリン抵抗性やHbA1cの数値が改善した。
持久力をアップ…運動時の酸素摂取量が低下し、運動効率があがる。筋肉痛の緩和。
紫外線による肌へのダメージの軽減
「人は血管とともに老いる。」と言われる程、体の老化と関わっており、しわ・たるみ・むくみと深い関係があります。
血管とともに全身に張り巡らされたリンパ管は細胞からの老廃物を回収します。
これらの働きが衰えることで皺、体の冷え、目の下のクマ、サメ肌などの悩みがもたらされるのです。そのため血管をしなやかな状態に保つEPAが注目されているのです。
改善するには肉の脂肪やサラダ油を控え、EPAなど「オメガ3」と言われる油脂を取ることです。
また、EPAは血液中の中性脂肪を減らして悪玉コレステロールを少なくすること、そして血液が固まるのを抑えることにより動脈硬化に効果があるのです。
血流が改善されることで不整脈、や血栓、血圧の上昇を抑えたり、血液中の中性脂肪を抑えることにも繋がります。
中高年の皆さん、健康維持・促進のためにも青魚をたくさん摂りましょう
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