アルコールと中性脂肪とコレステロールの関係
2016/06/20 医院ブログ
好きな人はついつい手が伸びてしまうお酒ですが、毎日飲む人にも太っている人と痩せている人がいるのは何故だろうと思ったことはありませんか?
アルコールの飲み方が関係しているのではないでしょうか
アルコールのエネルギー量は1gあたり7kcal、脂質1gあたり9kcal
タンパク質、炭水化物は1gあたり4kcal。
適量のアルコールなら血中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コルステロールを減らしますが、飲みすぎると中性脂肪や悪玉コレステロールを増加させます。
飲酒後、アルコールが残ったまま寝ると、肝臓はアルコールを最優先で分解するため、食べた物は消費されず、ほとんどが脂肪になってしまいます。
なんか飲んだ時は満腹中枢がマヒして、さっきあれほど食べたのにラーメンが食べたくなったりしますよね。
これは、アルコールによってグリコーゲンが不足し低血糖になり、消化が活発になって胃酸の分泌が多くなるためです。
お酒はできるだけ糖分の少ないものにしましょう。
糖質がゼロの蒸留酒(ブランデー・ウイスキー・焼酎)や糖質の少ない赤ワインを選びましょう。
赤ワインなどに含まれるポリフェノールはコレステロールの酸化、中性脂肪の生成を抑える効果があります。
お酒の種類
醸造酒…米や麦、果実を発酵させて造ったお酒。糖質が多い。
(日本酒、ビール、ワイン、紹興酒)
蒸留酒…醸造酒を蒸留して作ったお酒。糖質ゼロ。
(焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム、ジン)
混成酒…醸造酒や蒸留酒に香料や糖分、果実を加えて造ったお酒。糖質が多い。
(リキュール、梅酒、ベルモット、ペパーミント)。
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