スーパー大麦
2020/10/30 医院ブログ
オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)によって品種改良された大麦。
通常の大麦より「発酵性食物繊維類」を豊富に含んでいるので、肥満や糖尿病の予防に効果があると言われています。
※発酵性食物繊維類とは「レジスタントスターチ(難消化デンプン)」「β―グルカン」「フルクタン」の3つを指します。
レジスタントスターチ
血糖値・悪玉コレステロールを低下させる。
β―グルカン
水溶性食物繊維。糖質の吸収を抑える。水に溶けると水分を吸収してゼリー状に固まり、胃の中の食物を包み込んで消化器官をゆっくり移動し、糖の吸収を緩やかにします。
フルクタン
ラッキョウ、アスパラガス、サヤマメ、玉ねぎ、小麦などに含まれる。
イヌリン、レバン、グラナミンの3種類。
細胞の形を保つ。低温でも凍らないため、フルクタンを蓄える植物は寒さに耐えられる。
スーパー大麦のカロリーは343kcal(100gあたり)。白米は356kcal(100gあたり)。
スーパー大麦の発酵性食物繊維類の量は、通常の大麦の約3倍、白米の約21倍もある
① 糖質の吸収を緩やかにする。 食後の血糖値がほとんど上がらない
スーパー大麦の糖質の量は約41g(100gあたり)で、白米の約37g(100gあたり)よりも多いのですが、スーパー大麦の発酵性食物繊維類は、胃で膨らんで糖質の吸収を緩やかにするため、血糖値の上昇を抑えて太りにくくしてくれます。
② 過食を抑える
大麦には過食を抑えるホルモンの分泌を増やす働きがある。
③ 腸内から「痩せ体質」をつくる
腸内の有用菌の量が増えるため、痩せる。(有用菌=痩せ菌)
④ 便秘の解消
⑤ セカンドミール効果
今食べた食事が次の食事をした時の血糖値の上昇を抑える。
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