口腔機能発達不全症

口腔機能発達不全症

口腔機能発達不全症

2018/07/30   口腔外科

<通気障害部位と対処法>

口腔機能発達不全症

① 鼻腔狭窄 → 上顎骨急速拡大
② 鼻炎・鼻中隔湾曲症 → 消炎・外科的処置
③ 咽頭扁桃肥大 → アデノイド切除
④ 口蓋扁桃肥大 → 口蓋扁桃摘出
⑤ 下顎後退・小下顎症 → 下顎前方誘導

気道通気障害は、上気道のあらゆる部位に生じ、さらに複数個所に渡る場合もある。

<口腔機能発達不全症の特徴>

(病態)
「食べる機能」「話す機能」その他の機能が十分に発達していないか、正常に機能獲得が できておらず、明らかな摂食機能障害の原因疾患がなく、口腔機能の定型発達において個人因子あるいは環境因子に専門的関与が必要な状態。

(病状)
咀嚼・嚥下が上手くできない、構音の異常、口呼吸などが認められる。患者にはあまり自覚症状がない場合が多い。

(診断基準)
チェックシートの項目のうち2つ以上に該当するものを「口腔機能発達不全症」と診断する。

<評価>

「食べる」

咀嚼機能・・・視診による歯冠崩壊歯(重症う蝕、破折歯)・喪失歯の有無、機能的因子による歯列・咬合の異常の有無を確認する。また、咀嚼時の偏咀嚼の有無、咀嚼回数、咀嚼時の咬筋を触診する。

嚥下機能・・・嚥下時の表情筋緊張の有無、舌の突出嚥下(異常嚥下癖)の有無を確認す。

食行動・・・食べこぼしたり、むせたり、自分で食べようとしなかったり、偏食、食べむら等がないかを確認する。

「話す」

構音障害・・・視診による口唇閉鎖不全、舌小帯の異常の確認、パ・タ・カ・ラ・サ行の音の置き換え、母音化の有無等の発音時の観察と発音異常の有無を確認する。

その他の機能発達不全

(栄養・体格)・・・極端な身長・体重の異常がないかを確認する。必要に応じて、カウプ指数・ローレル指数による評価(痩せ、体重が 増えない、肥満)、食事の内容調査(摂食栄養の調査)を実施する。

(その他)・・・口呼吸の有無:正常な鼻呼吸ではなく、鼻声口呼吸、歯性口呼吸、習慣性口呼吸の有無を確認する。

「口腔機能発達不全症」指導・管理記録簿(クリックでPDFファイルが開きます)

口腔機能発達不全症に伴い、呼吸のできない子供たちは年々増加傾向にある。
そしてそれを治せるのは我々口腔外科医であり矯正医であること。しかし、まだごく一部の歯科医師にしか治療することができないというのが、現状である。
当院でご相談ください。

川越で矯正治療、インプラント、親不知抜歯、歯周病治療、義歯の上手な歯医者は中台歯科医院